シャレーン・ワイナリー [Challen] サンタ・バーバラ

『ハリウッド女優“シャレーン・ケイツ”がオーナーを務める、シャレーン・ワイナリーで、タンタラが『原点回帰』!』

[WINERY]
アメリカのカリフォルニア、サンタ・バーバラにあるワイナリー。オーナーは、ハリウッド女優のシャレーン・ケイツ。彼女の父は、かのタンタラ・ワイナリーの創設者であるビル・ケイツ。ビル・ケイツはタンタラを退いた後、コンサルティング・ワインメーカーとしてこのワイナリ-に携わっています。中心となるワインは、シングル・ヴィンヤードのピノ・ノワールとシャルドネ。その基準はフランス・ブルゴーニュのグラン・クリュ(特級)にあり、サンタ・バーバラにある著名なシングル・ヴィンヤードのテロワールを最大限反映する形で造られる素晴らしいワインばかり。

[THE GRAPES]
ブドウの供給元は、ピノ・ノワールではサンタ・リタ・ヒルズのベントロック、サンタ・マリア・ヴァレーのディアバーグ、サンタ・ルチア・ハイランズのトンドレ(ピゾーニ・クローン、すなわちラ・ターシュ・クローンの“H”ブロックのみ)。そして、少量のシャルドネは、サンタ・マリア・ヴァレーのディアバーグ、アロヨ・グランデのターリー・リンコンから供給されています。

[THE WINEMAKING]
シャレーンの実の父であり、かのタンタラ・ワイナリーの創設者である、コンサルティング・ワインメーカーのビル・ケイツを筆頭に、ケヴィン・ローが中心にワイン造りを行っています。

手摘みの収穫後、手作業で選果、オープントップの発酵槽で発酵が行われます。土着の酵母と培養酵母を使用し、一次発酵は7~10日間行います。その後、自然に流れ出る、いわゆるフリーランジュースをフレンチ・オークに入れ、残りは低圧で丁寧にプレスして抽出し、フリーランジュースとは別の樽で仕込みます。

熟成に使用する樽は全てフレンチ・オークで、かのドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティと同じルソー社、そして、レロイ社のものを使用。焼き具合は何れもミディアムで、ワインの特徴に合わせて20~40%の新樽で熟成。各々約16ヶ月の熟成後に、無濾過・無清澄にて瓶詰される。


タンタラからシャレーンへ~『原点回帰』したタンタラ~

今回ご紹介するシャレーン・ワイナリーは、㈱カーヴが長年取り扱ってきたタンタラ・ワイナリーの『原点回帰』という形で、新たに取り扱いを開始するワイナリーとなります。ブドウの供給元や醸造スタッフ、ワインメイク、ワインの実質的なラインナップは、ほぼタンタラから引き継いだ形となりました。ワイナリーの名前以外は、ほぼ今までのタンタラのスタイルのままです。タンタラの“何も変わることのない新たな歴史”をご紹介いたします。2018年9月2016ヴィンテージより販売開始となります。

タンタラ・ワイナリーは、シャレーン・ワイナリーでコンサルティング・ワインメーカーを務めたビル・ケイツと現COOのアーニー・ヴァンデクリフトで設立されました。タンタラは、設立当初から傑出したピノ・ノワールとシャルドネを造り出し、初リリースのピノ・ノワールが全てパーカーポイント90点台半ばの高得点を叩き出し、最上ワインである“エヴリン”に至っては、ほぼ100点満点に近い評価を受けています。

そして、タンタラの評価を決定づけたのは、ワイン・エンスージアスト誌において、ロマネ・コンティ、ドメーヌ・ド・ランブレイと共に、年間No.1となるタイスコア97点の快挙、そして、【THE 10 BEST of EVERYTHIG】(世界何でもトップ10)で、世界のベストワイナリーの第5位にランキングされた事。ランキングされたワイナリーは以下の通り・・・第1位-ペトリュス、第2位-ロマネ・コンティ、第3位-ペンフォールド・グランジ、第4位-ハーラン・エステート、第5位-タンタラ、 第6位-ターリー、第7位-シャトー・マルゴー・・・。

これらの評価により、最上ワインである“エヴリン”を始めとするタンタラのワインは 『世界三大ピノ・ノワ-ルの一つ』 とまで謳われる事となります。

初リリース以降、素晴らしい評価を得てきたタンタラですが、数年前に実質的な創設者であるビル・ケイツが、高齢を理由にタンタラから退く事となります。ビルは、タンタラでのワイン造りに関わることは退きましたが、実の娘であるシャレーンがオーナーを務める、シャレーン・ワイナリーでのコンサルティング・ワインメーカーは続けていきます。ビルが退いた後は、あるヨーロッパのワイナリーがタンタラの株主となり運営を続けてきました。

そして運命の日・・・2018年3月にビル・ケイツの訃報が届けられ、これにより、タンタラのフラッグシップワインである“トンドレ・H・ブロック”と“エヴリン”の権利、すなわちブドウの供給先がシャレーン・ワイナリーに移ることが決定。

トンドレ・H・ブロックは、ラ・ターシュ・クローンであるピゾーニ・クローン100%で造られる、まさにタンタラを代表するフラッグシップワイン。そして、エヴリンに至っては、世界三大ピノ・ノワールとまで謳われた、タンタラの創設者であるビルの祖母の名を冠したタンタラの最上級ワイン。元々ビルが造り上げた2つの上級ワインが、自身がコンサルティング・ワインメーカーを務めるワイナリーに移る形になったのです。

この2つの上級ワインがシャレーン・ワイナリーに移ると言う事は、タンタラの歴史そのものがシャレーン・ワイナリーに引き継がれる、と言っても過言ではありません。そして、同時にビルがタンタラで造り上げた代表的なワインが、自信がコンサルティング・ワインメーカーを務めるワイナリーへ戻ってくる形となったのです。まさに 『原点回帰』 。

そんな状況の中、ビルと共にタンタラの味わいやスタイルを造り上げ、頑なにその意思を守り続けてきたCOOのアーニー・ヴァンデクリフトを始めとするスタッフ達は、新たなタンタラの歴史をシャレーン・ワイナリーで築き上げていく事を決意します。こうして、ブドウの供給、醸造スタッフ、ワインメイク、そしてワインの実質的なラインナップは、タンタラからシャレーンへ引き継がれました。

シャレーン・ワイナリーで実質的にワイン造りを行っているのはケヴィン・ロー。ケヴィンは、長年シャレーン・ワイナリーで、コンサルティング・ワインメーカーを務めたビルと共にワイン造りを行っており、まさにビル・ケイツの意思をダイレクトに引き継ぐワインメーカーと言えるでしょう。そして、実はこのケヴィン・ローは、タンタラでワインメーカーを務めたアリキ・ヒルの師匠でもあります。この事からもタンタラとシャレーンのつながりの深さが伺えます。

私たち㈱カーヴが、タンタラという素晴らしいワインに巡り合い、共に歩んできたこの道は、ビル・ケイツの意思と共に『原点回帰』という形で、さらなる飛躍の可能性を秘め、確実に、そして新たにシャレーン・ワイナリーとして歩むこととなったのです。